認知症による収集癖への対応。ティッシュをベッドに集めてしまう
Sさんは介護が必要となった旦那さんと二人暮らしをしていました。Sさん自身も介護サービスを利用しながら、旦那さんを介護している状態でした。 しかし介護疲れからなのか脳出血を患い、Sさんは入院する事になってしまいました。発見が早かったおかげか、強い麻痺も残らず、リハビリ病院に転院し、日々リハビリを続けてい...
Sさんは介護が必要となった旦那さんと二人暮らしをしていました。Sさん自身も介護サービスを利用しながら、旦那さんを介護している状態でした。 しかし介護疲れからなのか脳出血を患い、Sさんは入院する事になってしまいました。発見が早かったおかげか、強い麻痺も残らず、リハビリ病院に転院し、日々リハビリを続けてい...
Dさん(女性)は自宅で夫婦2人だけで過ごしていましたが、2年前から認知症の症状が見られるようになりました。特に見当識障害が強く、自分がどこにいるのか、そして最終的には旦那さんの事も分からなくなってしまい、「知らない男が家にいる」と、警察に電話をしてしまう事もありました。 このままでは夫婦での生活は難し...
グループホームでは点滴等医療行為ができないため、グループホームで天命をまっとうされる方は少ないかもしれません。ただ、中にはグループホームで最後まで生活される認知症高齢者もいます。 今回は、グループホームで生涯を終えたSさんの事例をもとに、グループホームでの看取りについて考えていきたいと思います。 Sさ...
Aさん(女性)は旦那さんが無くなってからの10年間、自宅で生活をしていましたが、記憶障害や物盗られ妄想などの認知症の症状が出るようになっていました。 特に問題なのがお薬の管理です。今まではしっかりと薬の管理を訪問看護にしてもらい、自分で服用する事が出来たのですが、飲んだことを忘れてしまい2度飲んでしま...
有料老人ホームの入所者であるYさん(90歳女性)はご家族との折り合いがあまり良くなく、娘様が唯一面会へ来てくれる身内でした。 Y様の特徴は 〇認知症があるが軽度 〇性格が頑固で自己中心的 〇物盗られ妄想もある 〇老人扱いをされるのを嫌う 〇こちらからの声かけや介助に対して拒否する傾向がある。こちらから...
Bさん(女性)は夫を早くに無くし、40年以上一人暮らしをしています。いつも自宅に友達を招き入れては、お話をするのが大好きな人でした。 しかし最近脳梗塞を患い、脳血管性認知症になってしまいました。体に麻痺が残る事はありませんでしたが、記憶障害等が見られるようになったり、1日ボーっとして過ごすような日々が...
認知症には中核症状と周辺症状があります。 中核症状は 記憶障害・見当識障害・判断力低下・実行機能障害・失認・失語・失行 があり、それに付随して起こる 幻覚・妄想・徘徊・異食・攻撃的行動・暴言暴行・不穏状態・不潔行為・ケアへの抵抗 などが周辺症状です。 中核症状は個々で程度の差がありますが、いずれかの...
新規開設のデイサービスはいつでもドタバタ? 近所の病院にデイサービスが併設され、私はそのデイサービスのパートとして働いていました。新規開設という事で最初はなかなか利用者さんが集まらなかったのですが、1,2カ月もすれば毎日15~20人の利用者さんでフロアが埋まりました。 リハビリ特化型のデイサービスだっ...
軽度認知障害とは、日常生活はきちんと送れていて認知症として診断される状態ではないが、本人自身や家族が自覚できるほどの記憶障害の症状が見られる状態を言います。 軽度認知障害を放っておくとアルツハイマー型認知症をはじめ、レビー小体型認知症、ピック病、脳血管型認知症などの認知症になる可能性が高くなってしまいます。 ...
Dさん(女性)アルツハイマー型認知症を患い、一人での生活は難しいとの事で、娘さんと同居していました。在宅で介護サービスを利用しながら生活をしていたのですが、認知症の症状が徐々に悪化し、会話も成り立たないようになってしまいました。 自宅ではどうしても一人で過ごす時間も出てきてしまう為、介護付き有料老人ホ...