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利用者情報の管理がずさんなデイサービスで起こった事故

利用者情報の管理がずさんなデイサービスで起こった事故

  新規開設のデイサービスはいつでもドタバタ?  近所の病院にデイサービスが併設され、私はそのデイサービスのパートとして働いていました。新規開設という事で最初はなかなか利用者さんが集まらなかったのですが、1,2カ月もすれば毎日15~20人の利用者さんでフロアが埋まりました。  リハビリ特化型のデイサービスだっ...

軽度認知障害とは何か。認知症と同じなの?それとも別の症状なのか

軽度認知障害とは何か。認知症と同じなの?それとも別の症状なのか

   軽度認知障害とは、日常生活はきちんと送れていて認知症として診断される状態ではないが、本人自身や家族が自覚できるほどの記憶障害の症状が見られる状態を言います。  軽度認知障害を放っておくとアルツハイマー型認知症をはじめ、レビー小体型認知症、ピック病、脳血管型認知症などの認知症になる可能性が高くなってしまいます。  ...

[認知症介護] 原因不明だった不眠の理由はベッドだった事例

[認知症介護] 原因不明だった不眠の理由はベッドだった事例

   Dさん(女性)アルツハイマー型認知症を患い、一人での生活は難しいとの事で、娘さんと同居していました。在宅で介護サービスを利用しながら生活をしていたのですが、認知症の症状が徐々に悪化し、会話も成り立たないようになってしまいました。  自宅ではどうしても一人で過ごす時間も出てきてしまう為、介護付き有料老人ホ...

施設に入居した不安から大声を出す認知症の人への対応事例

施設に入居した不安から大声を出す認知症の人への対応事例

   この記事では介護老人福祉施設に入居されてから自分がどこにいるのか分からず、そのことで不安を抱え、大声を出す認知症の人に対する対応事例を紹介します。  Ⅿさん(87)はアルツハイマー病認知症を持った女性でした。在宅では半年前に夫を亡くし独居生活になり、その後、介護ヘルパーさんが入ったり、近所に住んでいる娘...

自力で食事を食べない認知症の人への対応。席を変えるだけで大きく変化

自力で食事を食べない認知症の人への対応。席を変えるだけで大きく変化

   この記事では、上肢(腕や指など)の動きに問題はないものの、自力で食事をしようとしない方への対応事例を紹介します。  従来型介護老人福祉施設に入居されているSさん(81)はレビー小体型認知症のある方です。30分ほど座っていると頭部後屈(頭が後ろに反る状態)が強く出てしまうため、ヘッドサポートの付いた車椅子...

認知症の介護の現実。便の上に座っている父、骨折させられた母

認知症の介護の現実。便の上に座っている父、骨折させられた母

この記事は40代の女性に、「認知症の介護の現実」というテーマで書いていただきました。 …. 認知症の介護の現実  私は離婚をして、実家に2人の娘と帰ってきました。家族は20年前に母と再婚した義父(76歳)、母(70歳)、私の弟(41歳)、娘長女(15歳)、次女(13歳)そして私(46歳)です。実家は母が女手...

認知症による幻覚と錯覚はどんな症状か。その対応方法とは

認知症による幻覚と錯覚はどんな症状か。その対応方法とは

   認知症の症状のひとつに幻覚があります。幻覚とは簡単に言うと、実際は存在していないものを感じて認識してしまうことです。幻覚は五感すべてに発生する可能性があるものです。存在していない人や物が見えてしまう幻視。鳴っていない音が聞こえる幻聴。触られていないのに触られたと感じる幻触。これらが代表的な症状でしょうか...

認知症の人の心配ごとと不安にどのように向き合うべきかを考える

認知症の人の心配ごとと不安にどのように向き合うべきかを考える

  まず最初に認知症ケアとは、、、、  世間では認知症関連の資格が多くあります。知識を身につける事はいい事なので、勉強しても損はありませんが、学んだ知識が現場で役立てなければ意味がありません。  私が17年介護をしていて思う認知症介護とは 「介護する側が気を長く持つこと」 「相手の気持ちを理解する」 「家族の...

認知症とうつ病を抱える人の幻覚(坊さんが見える)への対応

認知症とうつ病を抱える人の幻覚(坊さんが見える)への対応

   Aさん(62才、女性)は若年性の認知症とうつ病を患っています。ご主人は、何にもやらなくなってしまったAさんに対して、苛立ちを隠せず、大声を出すこともありました。ご主人はAさんの病気に対しての認識があまりなく、怠けているからだと思っているようでした。ですので、本人にもそのようなキツイ言葉を浴びせたりしてい...

認知症による帰宅願望に対する対応には統一した声かけが重要

認知症による帰宅願望に対する対応には統一した声かけが重要

   介護老人福施設に入居しているTさん(75)はアルツハイマー型の認知症を持った男性です。進行性核上性麻痺もあり、何かに掴まれば短い距離は歩行することができますが、歩行時のふらつきが強く、移動には車椅子を使用していました。  そんなAさんの帰宅願望についての対応事例を紹介します。 夕方になると帰りたい思いが...

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