見当識障害と徘徊の症状がある認知症の人への対応事例
グループホームに入居されている男性(70歳)Nさんの見当識障害と徘徊の事例。 Nさんはアルツハイマーと診断されて、グループホームに入居されました。とても口数の少ない大人しい方で、日中はソファーにじっと座ってテレビを見て過ごされています。 声かけに対し、無表情でうなずくか、「うん」「トイレ」等の単語程...
グループホームに入居されている男性(70歳)Nさんの見当識障害と徘徊の事例。 Nさんはアルツハイマーと診断されて、グループホームに入居されました。とても口数の少ない大人しい方で、日中はソファーにじっと座ってテレビを見て過ごされています。 声かけに対し、無表情でうなずくか、「うん」「トイレ」等の単語程...
老人介護施設になかで歩行器を使用しているIさん。変形性膝関節症があり、軽度の膝の痛みもあるために、がに股歩きで時折ふらつきもみられる。歩行器はうまく使う事が出来るが、認知症もある事から使ったら使いっぱなしで、通路真ん中などあちこちに置いてしまい危険。 日中はフロアで過ごすことが多く、職員の目があるので...
この記事では、日常的に徘徊を繰り返す介護老人福祉施設の入居者に対する対応事例を紹介します。 Fさん(78)は、アルツハイマー型の認知症を持った女性です。昼夜問わず徘徊を繰り返しています。歩行には何も問題がなく、スタスタとひとりで歩かれています。 お食事やお手洗いなどはご自身で行うことができますが...
認知症の徘徊の対応方法を紹介します。アルツハイマー型認知症のAさん(80代女性)は特別養護老人ホームに入所されて1か月が経ちました。認知症があり徘徊してしまい自宅での介護が厳しいので家人が施設入所を希望して入所されるようになりました。施設に入所しても初日から徘徊が始まりました。 ■徘徊とは 徘徊は認知...
アルツハイマー型認知症と統合失調症の合併症を持つCさんへの対応体験です。アルツハイマー型認知症・統合失調症共に、妄想の症状が見られます。Cさんも妄想の症状がありました。 今回はそんなCさんの食事支援について書いていきたいとと思います。 Cさんの人物像と日常生活 Cさんは94歳になる女性で、2度の結婚...
認知症のYさん(80代女性)は転倒により腰を悪くされ、老人保健施設で生活されていた利用者さんです。入所されて2ヶ月ほどで体調が回復し、独居のご自宅へ戻られましたが再度体調が悪化。1ヶ月の入院生活のなか、ご自身も独居を続けていくのは難しいと判断。医療ソーシャルワーカーに相談し、退院後はサービス付き高齢者向...
この記事ではグループホーム入所者による暴力行為についてお話しします。 暴力行為の背景 私が勤めるグループホームの入所者は9人。男性3名に女性6名です。 入所中のBさん(70代男性)は、紳士的で穏やかな性格。他の男性入所者とはあまり会話はされませんが、職員や女性入所者さんの手助けをよくして下さいます。...
自宅で一人暮らしのAさん(80代女性)。自宅で転倒され大腿骨頚部骨折により入院され、退院後、介護老人保健施設へ入所となりました。認知症の症状は1年前からあり、入院先でも現状が理解できず、帰宅願望が強かったそうです。 入所後は「なぜこんな所にいないといけないのか。家に帰って息子にご飯を作らねばいけない」...
Aさん【女性70歳】は認知症と診断を受けていますが、足りているのに同じ物を何度も買ってくる行動が見られます。 娘夫婦と同居されていたのですが日中自ら買い物に出かけることが度々ありました。お店までの道に迷ったりはしませんし、会話や歩行に関しても特に問題なく行えるのですが、買い物に行くと必ずトイレットペー...
認知症高齢者の中には、他者へ暴力や暴言を繰り返す方がいます。ご家族や介護者にとって介護が嫌になってしまう原因の一つです。 今回は認知症を持つBさんの暴力や暴言の事例を紹介します。 Bさんの人物像と日常生活 Bさんは89歳になる小柄な女性でアルツハイマー型認知症です。旦那さんが亡くなってから一人暮らし...