有料老人ホームで入居者同士の恋愛?恋が芽生えた瞬間
有料老人ホームでの出会い 私が働いていた有料老人ホームは100床あり、1階が食堂、2階が重度の方、3階が中程度の方、4階がほぼ自立の方々が入居していました。 オープンから3ヶ月でほぼ満床となり、私たちは日々忙しく対応に追われる中で、あるおじいちゃんとおばあちゃんとのステキな出会いがあったのです。 I...
有料老人ホームでの出会い 私が働いていた有料老人ホームは100床あり、1階が食堂、2階が重度の方、3階が中程度の方、4階がほぼ自立の方々が入居していました。 オープンから3ヶ月でほぼ満床となり、私たちは日々忙しく対応に追われる中で、あるおじいちゃんとおばあちゃんとのステキな出会いがあったのです。 I...
自宅で一人暮らしのAさん(80代女性)。自宅で転倒され大腿骨頚部骨折により入院され、退院後、介護老人保健施設へ入所となりました。認知症の症状は1年前からあり、入院先でも現状が理解できず、帰宅願望が強かったそうです。 入所後は「なぜこんな所にいないといけないのか。家に帰って息子にご飯を作らねばいけない」...
Aさん【女性70歳】は認知症と診断を受けていますが、足りているのに同じ物を何度も買ってくる行動が見られます。 娘夫婦と同居されていたのですが日中自ら買い物に出かけることが度々ありました。お店までの道に迷ったりはしませんし、会話や歩行に関しても特に問題なく行えるのですが、買い物に行くと必ずトイレットペー...
認知症高齢者の中には、他者へ暴力や暴言を繰り返す方がいます。ご家族や介護者にとって介護が嫌になってしまう原因の一つです。 今回は認知症を持つBさんの暴力や暴言の事例を紹介します。 Bさんの人物像と日常生活 Bさんは89歳になる小柄な女性でアルツハイマー型認知症です。旦那さんが亡くなってから一人暮らし...
今回は帰宅願望に対する対応について、私が実際に経験した事例をお話しします。 23歳の時、私は介護職員になりました。きっかけは妊娠出産。妊娠中に何か資格をと思い、思い立ったのが引く手あまたのヘルパー2級資格を取得しました。 赤ちゃんが落ち着いてきたので9カ月を過ぎたころ母に預け、私は近所のグループホー...
今回はお菓子のなどの食べ物を食べすぎてしまう認知症のEさんのお話をします。 Eさんは夫婦で暮らしていましたが、2年前に旦那さんが他界され、一人暮らしになりました。その後、一人での生活が不安な為、Eさんは自宅を離れて娘が住んでいる家の傍に引っ越して、過ごすようになりました。 そんな生活が1年続いた頃、...
Sさんは介護が必要となった旦那さんと二人暮らしをしていました。Sさん自身も介護サービスを利用しながら、旦那さんを介護している状態でした。 しかし介護疲れからなのか脳出血を患い、Sさんは入院する事になってしまいました。発見が早かったおかげか、強い麻痺も残らず、リハビリ病院に転院し、日々リハビリを続けてい...
Dさん(女性)は自宅で夫婦2人だけで過ごしていましたが、2年前から認知症の症状が見られるようになりました。特に見当識障害が強く、自分がどこにいるのか、そして最終的には旦那さんの事も分からなくなってしまい、「知らない男が家にいる」と、警察に電話をしてしまう事もありました。 このままでは夫婦での生活は難し...
グループホームでは点滴等医療行為ができないため、グループホームで天命をまっとうされる方は少ないかもしれません。ただ、中にはグループホームで最後まで生活される認知症高齢者もいます。 今回は、グループホームで生涯を終えたSさんの事例をもとに、グループホームでの看取りについて考えていきたいと思います。 Sさ...
Aさん(女性)は旦那さんが無くなってからの10年間、自宅で生活をしていましたが、記憶障害や物盗られ妄想などの認知症の症状が出るようになっていました。 特に問題なのがお薬の管理です。今まではしっかりと薬の管理を訪問看護にしてもらい、自分で服用する事が出来たのですが、飲んだことを忘れてしまい2度飲んでしま...